空の下の東京ディズニーリゾート

Jackの日記/2010/09/05

クール・ザ・ヒート ウェスタンなミッキー

Jack:連日熱帯夜だった今年の夏のウォータープログラムも、もう終わってしまいましたがちょっと振り返ってみます。9月に入ってもリゾートの中はまだまだ暑いです。ハロウィン期間の最初の一週間、ディズニーランド内での仮装が可能ですが、装備品によっては熱中症の危険もありそうですね。アクエリアスで命をつなぎましょう。

東京ディズニーランドのウォータープログラム「クール・ザ・ヒート」は今年で5年目となりますが、ミッキーミニーの衣装が一新されました。どちらも涼しげなブルーを基調としたカラーリングです。ミッキーはウェスタン風の重装備でハット・ブーツ・スカーフを着用してますが、あの軽快なステップをみせられると暑さも吹き飛びます。

国内では、本家ミッキーの声優さんの交代後、初の英語音声の発表だったとかでミッキー好きな方々が色めきだっていたようです。


水かけ祭りだ、ソレソレソレ♪

Jack:東京ディズニーシーのウォータープログラムといえば、チップデールクールサービス“デラックス”ですね。構成的には去年と一緒ですが、細部で清涼感のパワーアップがはかられているのを感じました。
ミッキーの船が巨大なファンになっていて、細かい水の粒を飛ばしてくるのですが、ホテルミラコスタ付近だとレストランへの配慮か威力を感じなかったのですね。それで今年は控えめなんだと油断した状態でリドアイルのずぶぬれエリアに入っていったら・・・ミッキーの恐ろしさの片鱗を味わいました。
いたずらキャラのチップとデールにぴったりの、大好きなショーです。


スパイシーココナッツカリー

スパイシーココナッツカリー(カスバ・フードコート)

Jack:カスバ・フードコートの夏メニュー「スパイシーココナッツカリー」がおいしかったのでメモ。来年も登場したらまた食べたいリストに入れておきました。

「スパイシー」とつくカレーは、やっぱり辛くて、夏場は汗だくになりながら食べることになりますが、それでもやっぱり香辛料が食欲を増進して、おいしくいただくことができます。キャストさんにも「辛いけど大丈夫?」なんて確認されましたが、ココナッツが入っている分ただ辛いというだけのカレーなわけでもなかったです。

カレーの中に入っている「ブロッコリー」や「タケノコ」の甘みが相対的に強く感じられて、実力の3割増しのおいしさを発揮している気がします。


トニオとマリア

Jack:大好きなショーのオーバー・ザ・ウェイブが2010/9/8をもって公演終了となります。2006年の公開から4年とちょっとの期間でしたかね。ディズニーキャラクターをクルーズのサポート役というちょっと脇に置いて、名前のある人間のキャラクターが楽しく動き回る斬新なショーでした。終わってしまうのはとても残念です。

お話の主軸にいる「トニオ」と「マリア」という密航兄妹に感情移入するあまり、スミス老夫妻からの助け船が入るところで涙がでてくるのですが、人によっては感情移入しやすいキャラクターが「ティム」だったり「スー」だったりするのでしょうか。各キャラクターが個性豊かなので、自分にぴったりのキャラクターも見つけやすいことと思います。

「イタリアにいる病気の母親に会いに、兄妹でニューヨークから密航」っていうシチュエーションが現代ではピンとこないかもしれませんが、「母をたずねて三千里」の逆バージョンとでも考えればわかりやすいでしょうか。お話の中では語られませんが、体調不良の母親を故郷に残し、父親と一緒に出稼ぎに出た兄妹が、ニューヨークで不幸にも父親を亡くし、母親との暮らしを取り戻すことを夢見ながら二人で貧乏ながらも生活している・・・なんて背景が想像されます。ショー中もずっとそんなことばっかり考えて観てます。二人ともニューヨークのうらぶれた街の一角にある按摩師のところでアルバイトしているに違いありません。トニオのかばんの中のトランペットももちろん商売道具です。資本がないので大道芸で生計をたててます。・・・全部妄想です。

終了間近ということもあって、最近ではドックサイドステージから長蛇の列がケープコッドの方へ伸びているそうです。最後の公演までにもう一回観たいショーです。

ナイトタイムの水上ショー「ブラヴィッシーモ!」も2010/11/13で終了です。こちらは後釜に「ファンタズミック!」の開催が決定しているとのこと。別れもあれば新たな出会いもあるものですので、次にも期待したいですね。