空の下の東京ディズニーリゾート

Jackの日記/2023/10/03

また、シネマイクスピアリの日記です。今回は「ミステリと言う勿れ」ドラマ版の劇場版です。原作の田村先生のマンガは前作の7SEEDSが好きだったんですが、アニメ版がパッとしなかったのが残念な印象で、他メディア展開が難しい作風なのかなと思ってましたが、今作のドラマ化は悪くなかったように思います。もじゃもじゃしてくれてたし。

「常々思ってる」ことってどうせ理解されないからってあんまり口に出さないですが、出しちゃう主人公でコミュ力低めで洞察力高めで、カレー作りに情熱を注ぐ天パーというかなり偏った主人公を持つ推理もの・・・推理ものでいいのか。社会が当たり前に持つ矛盾に忖度なく突っ込んでいく様は矛盾の犠牲者には勇敢な戦士にみえるかもしれませんが、本人にはその気はないっていうところがカッコよく映るかも、イマドキだと特に。

映画だとそれを広島を舞台に繰り広げるわけです。土蔵とか人形とか名家とか、この作品にしてはかなりそれっぽい要素がいっぱい出てくるので、テレビより映画向きなシナリオとして選ばれたんでしょうね。ドラマが面白かったら映画も惰性でみにいっちゃいますが、これは満足度高めだったので見てよかったです。

そろそろこれを観に行きたい。