空の下の東京ディズニーリゾート

Jackの日記/2024/08/09

シネマイクスピアリ インサイド・ヘッド2 装飾シネマイクスピアリ インサイド・ヘッド2 広告

シネマイクスピアリインサイド・ヘッド2を見てきました。1で散々頭の中身を暴露されていたライリーが思春期になって、さらに絶対見せたくないであろうアレコレをさらされるというあいかわらずえげつない作品です!(ハズカシー)8/3の土曜プレミアム(フジテレビ)で前作を復習しておいたのですが、あの「思春期ボタン」が今作にしっかりつながってくれましたね。

例の5つの感情に加え、今回4つのキャラクターがライリー指令室に増えるわけですが、話の軸はそのうちの「シンパイ」が担っています。前回のヨロコビとカナシミの正反対の対立構造とは違って、ヨロコビと似た面も多く持つキャラクターなシンパイなので、ライリーの幸せの絶対量を競い合うような対立がでてくるわけです。そしてその対立を通して、ヨロコビは自分やシンパイに欠けたものに気づくという流れになっていました。話の主題は「ライリー(自分)らしさとは何か?」で、例によってヨロコビはちょっと暴走して、記憶や経験のボールを大事なものと要らないものに峻別して、一方は「自我の根」を張らせ、一方は「大砲」で飛ばしちゃうのです。いい小道具ですね~。この選別作業が起承転結の起の部分ですね。

ライリーのお友達、いきなりライリーにショッキングなことを告げることになっちゃって、そもそもこの友情大丈夫だったやつなのか?ってなりましたが、多分、どちらかというとあの子らは引っ込み思案で、どちらかというと陰キャなスクールカースト高くない畑で、ライリーに告げるタイミングをうまく作れない子なのかなと僕なりの解釈をしています。悪い子ではない。ライリーもどっちかっていうと学校内でのポジションを気にしている描写が多い子だったし、上位カーストではない気質かもしれません。クラスのいけてそうな子も内心暴露時は「カッコ悪い」を過度に恐れてるし、思春期の頃って何者かになることに必死なんですかね。

さて、インサイド・ヘッド3がでるとしたら・・・やっぱりライリー恋愛編ですかね~。多分、そしたら3は2を超えるヒット作になっちゃう可能性が多分にありますよね。僕は感情のことはよくわかりませんが、多分5人か9人か全感情が暴走を始めること必至です。収集つかなそう!