IKSPIARI/シネマイクスピアリ/2026
2026/4
私がビーバーになる時をみてきました。ディズニー&ピクサー制作ですね。開発工事で森の動物が追い出されていく中、森を愛する女の子が政治家に食ってかかるお話でした。予告映画のときは、ビーバーのロボットに機械を経由して精神や感覚が封入されていくことがピックアップされていましたが、活動家っぽい行動も地味に描かれていましたね。日本では結構こういう自然保護活動をモチーフにした作品が多かった時期がありましたが、さすがにビーバーがターゲットにされている作品はみたことないですね。(多分動物園でしか見られない)
キャラクターに目を移すと、主人公のメイベルはちょっと世間から浮いてしまいがちな女の子っていうことで、マイ・エレメントのエンバーを真っ先に連想しました。直近だと星つなぎのエリオのエリオなんかも人づきあいが得意じゃないタイプで、今どきの主人公タイプの傾向なのかもしれません。昨今は電子機器が発達して、人との間に距離を作りやすくなってきて便利にも思えますが、それはそれで距離の測り方が難しいのかもですね。昔は有無を言わせず人が近かったから悩んでいる時間なんてなかった・・・。それを救うのがおばあちゃんで、森の在り方みたいなものを教わるわけです。おばあちゃん大好きっ子で、森に亡くなったおばあちゃんの姿を重ねてるんですね。そこを外すと、ただの無鉄砲な女の子になっちゃうわけです。
そして義体を用いて森の暮らし、ルールを実地で学んでいきながら、消えたビーバーの謎を探っていくわけですが、政治家を先頭にいただく開発者側との構想に話はとどまらず、生物界の王が6体も登場しちゃってエンターテイメント部に突入していくわけです。その辺は笑いながらみてました。人間が動物に反逆されるのはフィクションですから、「いいぞ、もっとやれ」ができます。熊が民家に降り立つのは笑えないんですが、サメが空輸されて投下されるのは笑っていいはず!おバカなサメ映画ジャンルの一つに加えていいのかも!?

大ヒット中のウィキッドは飾り付けがバージョン変更されてたかな?そして実写版・モアナと伝説の海が7/31からだそうです。先にトイ・ストーリー5が公開するのかな?金曜ロードショーで一挙放送予定っぽいのでそこで予習ですね。
2026/3

3月は「ウィキッド 永遠の約束」もみてきました。これは2部作の後編ですね。前編は金曜ロードショーで履修済みの状態でみにいきましたよ。いや、前編も興味はあったので映画館で見るつもりだったんですが、タイミングが悪く観れずじまいでした。さらにいうとAmazonプライムビデオで昔の映画「オズの魔法使い」も見て臨みました。こっちはドロシーが主人公ですが、今作はエルファバとグリンダの二人の魔女が主役ということでドロシーの顔だしなしですね。逆にドロシーのお供たちはガンガン前編の伏線改修に使われてましたね。
アリアナ・グランデとともにシンシア・エリヴォの歌唱が褒められているのをみかけ、日本語吹き替えキャストさんには悪いけど字幕で観に行きました。評価できるほど音楽に詳しくないですが、ミュージカル映画なのでここには力が入ってるんだろうなと、そのくらいはわかります。どちらかというと画面の色使いの方が僕には印象的で、原作から「都のエメラルド城」「黄色いレンガの道」みたいな色覚を刺激する作品ですよね。まず、カラフルなお花畑を町人に疾走させるっていう画面作りから、やっぱりきれいなんですよね。対比としてエルファバの居城はカラーレスで、観客の心と色を同期させてくるのがいいですね。
主人公以外のキャラクターでは「ブリキの木こり」の「アジ」シーンとかなかなかの恐怖でしたよ。前編の魔法の学校のくだりを受けて、クラスでカースト低めな男子が、急に散らかしている感じが狂気です。次いで、魔法使いのオズが過去のやらかしがなかなか恥ずかしくて面白いです。「お前かい!」みたいな。グリンダに更迭されるところまで含めてセットで面白かった。
「いい魔女」「悪い魔女」をエンディングでどう結ぶのかっていうのも、スピンオフ作品では悩ましいところですが、きれいなハッピーエンドでまとまってましたね。そして魔法学校のあの先生みたいな本編にいないオリジナルキャストみたいなのも、お話を構成する上で必要なんだなって思いました。ヘイトを一身に受け止めなくちゃならなくて、役者さんも大変でしょうね。
次は「私がビーバーになる時」をみる・・・はず。ディズニー・ピクサー映画はシネマイクスピアリで長く上映してくれるので、後回しにしがちですまぬ。



イクスピアリのトレイダーズ・パッセージに「私がビーバーになる時」のフォトスポットができてました。レッサーパンダになったときが楽しめたので、この映画も期待はしているのですが、この日の目的は「ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編」です!

入場特典もしっかりゲットしました。野田サトル先生の描き下ろしですかね?丁度、最終章のアニメをやってたんですよね。こちらは終盤の五稜郭です。映画の方は網走監獄を舞台に、主役の二人が引き離されるパートです。のっけからラッコから始まり、原作のおいしいところをしっかりツカミに使ってます。いいぞ、もっとやれ!
前回の映画から今回の映画までの合間の「北海道刺青囚人争奪編」のパートはNetflix独占配信だったので、みられてなかったのですが、短くまとめたものを金曜ロードショーが特別版として流してくれたので助かりました。そして、後で気が付いたのですが、どうもAmazon プライムビデオでも今、視聴できるようになってるみたいなんですよね。(後でみないと)WBCで物議を醸しましたが、有料放送の一社独占放送は結構、悩ましいところです。受益者負担はまっとうではあるものの、長く地上波テレビ放送を広告付きで無料でみてきた世代には、身動きがとれなかったりします。広くみてもらいたい製作側と顧客を増やしたい放送側とで軋轢が生じてないんですかね?
映画本編はやはりラッコに始まり、都丹庵士もでてきたりして、服を着てないシーン多めで、肉体美が楽しめますね。そして、網走監獄でガトリングをハイテンションで打ちまくる第七師団とか、あいかわらずのキレッキレでした。期待を裏切らないなぁ。
2026/1
劇場版『チェンソーマン レゼ篇』を観てきました。公開から4か月くらい経っちゃってますが、逆にすごいロングランですね。紅白歌合戦の米津玄師の電話ボックスパートをみて、映画を見ておくか、となった次第です。
原作漫画の藤本タツキ先生はどう考えても映画好きな人に違いないので、週刊連載よりルックバックや読み切り作品みたいな刊行形態の方が評価を受けやすいように思います。映画でこうして通しで作品が見られると、うまくまとまっていて頭に入りやすくていいですね。漫画はページ数と締切がとの戦いが絶えずあって、1話分の中身の濃淡がばらついちゃうんですよね。
原作もTVアニメも一応おっかけていたので、僕はすっと入っていけたんですが、初見の人的にはどうなんでしょう?構成としては、デンジとマキマの特殊な関係の中にレゼが投入されて、揺れ動くデンジの話ですね。ハードめな映画館デートと夜のプール付き学校デートと、どっちがいい?と観客に問うわけです。でも、そこはチェンソーマンですから。デンジは踏んだり蹴ったりです。
プロモーション面では「レゼダンス」なる単語と動画がSNSを沸かせましたよね。「踊ってみた」から連綿とつながる今のネット界隈のやり方ですけど、バズらせ方は参考にしないとですね。ディズニーリゾートも昔からチョイチョイダンス動画を出してましたが、囲い込んだコンテンツではなく、オープンにやるといいのかな。

新年になってズートピアの装飾も門松飾りに変わってました。こちらはすごい興行成績だそうで、映画館がここのところずっと熱いですね。どうしよう、国宝まだやってるのか・・・。鬼滅の刃は手を出してないけど・・・。