IKSPIARI/シネマイクスピアリ/2026
2026/3

3月は「ウィキッド 永遠の約束」もみてきました。これは2部作の後編ですね。前編は金曜ロードショーで履修済みの状態でみにいきましたよ。いや、前編も興味はあったので映画館で見るつもりだったんですが、タイミングが悪く観れずじまいでした。さらにいうとAmazonプライムビデオで昔の映画「オズの魔法使い」も見て臨みました。こっちはドロシーが主人公ですが、今作はエルファバとグリンダの二人の魔女が主役ということでドロシーの顔だしなしですね。逆にドロシーのお供たちはガンガン前編の伏線改修に使われてましたね。
アリアナ・グランデとともにシンシア・エリヴォの歌唱が褒められているのをみかけ、日本語吹き替えキャストさんには悪いけど字幕で観に行きました。評価できるほど音楽に詳しくないですが、ミュージカル映画なのでここには力が入ってるんだろうなと、そのくらいはわかります。どちらかというと画面の色使いの方が僕には印象的で、原作から「都のエメラルド城」「黄色いレンガの道」みたいな色覚を刺激する作品ですよね。まず、カラフルなお花畑を町人に疾走させるっていう画面作りから、やっぱりきれいなんですよね。対比としてエルファバの居城はカラーレスで、観客の心と色を同期させてくるのがいいですね。
主人公以外のキャラクターでは「ブリキの木こり」の「アジ」シーンとかなかなかの恐怖でしたよ。前編の魔法の学校のくだりを受けて、クラスでカースト低めな男子が、急に散らかしている感じが狂気です。次いで、魔法使いのオズが過去のやらかしがなかなか恥ずかしくて面白いです。「お前かい!」みたいな。グリンダに更迭されるところまで含めてセットで面白かった。
「いい魔女」「悪い魔女」をエンディングでどう結ぶのかっていうのも、スピンオフ作品では悩ましいところですが、きれいなハッピーエンドでまとまってましたね。そして魔法学校のあの先生みたいな本編にいないオリジナルキャストみたいなのも、お話を構成する上で必要なんだなって思いました。ヘイトを一身に受け止めなくちゃならなくて、役者さんも大変でしょうね。
次は「私がビーバーになる時」をみる・・・はず。ディズニー・ピクサー映画はシネマイクスピアリで長く上映してくれるので、後回しにしがちですまぬ。



イクスピアリのトレイダーズ・パッセージに「私がビーバーになる時」のフォトスポットができてました。レッサーパンダになったときが楽しめたので、この映画も期待はしているのですが、この日の目的は「ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編」です!

入場特典もしっかりゲットしました。野田サトル先生の描き下ろしですかね?丁度、最終章のアニメをやってたんですよね。こちらは終盤の五稜郭です。映画の方は網走監獄を舞台に、主役の二人が引き離されるパートです。のっけからラッコから始まり、原作のおいしいところをしっかりツカミに使ってます。いいぞ、もっとやれ!
前回の映画から今回の映画までの合間の「北海道刺青囚人争奪編」のパートはNetflix独占配信だったので、みられてなかったのですが、短くまとめたものを金曜ロードショーが特別版として流してくれたので助かりました。そして、後で気が付いたのですが、どうもAmazon プライムビデオでも今、視聴できるようになってるみたいなんですよね。(後でみないと)WBCで物議を醸しましたが、有料放送の一社独占放送は結構、悩ましいところです。受益者負担はまっとうではあるものの、長く地上波テレビ放送を広告付きで無料でみてきた世代には、身動きがとれなかったりします。広くみてもらいたい製作側と顧客を増やしたい放送側とで軋轢が生じてないんですかね?
映画本編はやはりラッコに始まり、都丹庵士もでてきたりして、服を着てないシーン多めで、肉体美が楽しめますね。そして、網走監獄でガトリングをハイテンションで打ちまくる第七師団とか、あいかわらずのキレッキレでした。期待を裏切らないなぁ。
2026/1
劇場版『チェンソーマン レゼ篇』を観てきました。公開から4か月くらい経っちゃってますが、逆にすごいロングランですね。紅白歌合戦の米津玄師の電話ボックスパートをみて、映画を見ておくか、となった次第です。
原作漫画の藤本タツキ先生はどう考えても映画好きな人に違いないので、週刊連載よりルックバックや読み切り作品みたいな刊行形態の方が評価を受けやすいように思います。映画でこうして通しで作品が見られると、うまくまとまっていて頭に入りやすくていいですね。漫画はページ数と締切がとの戦いが絶えずあって、1話分の中身の濃淡がばらついちゃうんですよね。
原作もTVアニメも一応おっかけていたので、僕はすっと入っていけたんですが、初見の人的にはどうなんでしょう?構成としては、デンジとマキマの特殊な関係の中にレゼが投入されて、揺れ動くデンジの話ですね。ハードめな映画館デートと夜のプール付き学校デートと、どっちがいい?と観客に問うわけです。でも、そこはチェンソーマンですから。デンジは踏んだり蹴ったりです。
プロモーション面では「レゼダンス」なる単語と動画がSNSを沸かせましたよね。「踊ってみた」から連綿とつながる今のネット界隈のやり方ですけど、バズらせ方は参考にしないとですね。ディズニーリゾートも昔からチョイチョイダンス動画を出してましたが、囲い込んだコンテンツではなく、オープンにやるといいのかな。

新年になってズートピアの装飾も門松飾りに変わってました。こちらはすごい興行成績だそうで、映画館がここのところずっと熱いですね。どうしよう、国宝まだやってるのか・・・。鬼滅の刃は手を出してないけど・・・。