空の下の東京ディズニーリゾート

Jackの日記/2024/01/01

あけましておめでとうございます・・・って思ったら能登半島の大地震で、日本はまたピリピリし始めました。現地の被災状況が朝には明確になるでしょうか?こんな寒い中、不安でいっぱいかと思うと胸が潰れそうです。

去年なんですが、映画「ウィッシュ」をみてきましたよ、シネマイクスピアリで!まず先に流れたワンス・アポン・ア・スタジオなんかみちゃうと、100周年でみんなが集合しちゃうあの感じに弱いな、ってなりました。そこからウィッシュの主役・アーシャが、ちょいちょいフェアリーゴッドマザーになぞらえさせられいる辺りに意図的なものを感じるのですよね。フェアリーゴッドマザーはヨーロッパの伝承や物語の中で主人公を支える魔法ができる不思議な存在ですが、ディズニーではやはりシンデレラのビビディバビディブーな彼女ですよね。アーシャが途中、衣装を似せてくるのも注目ポイントです。僕的には多くのディズニー作品に関わってきた山寺宏一さんが今作で子ヤギのバレンティノの声優に抜擢されたこともディズニーの歴史を感じさせてくれました。

この作品に限っては「どこかでみたような演出」が過去のディズニー作品を想起させる仕掛けなのかも、って勝手に深読みしちゃいます。シナリオは結構平坦なものなんですが、ミュージカルのような節で話を展開させるディズニー作品の原初に立ち戻っているようにも感じます。最後のキャストロールなんかでは隠すことなく過去作のキャラクターを散りばめてきてるし。

アーシャはよく困り顔をするキャラクターで、女性キャラでは意外と内省的でおとなしめの子でしたね。主人公ゆえ、トラブルとはどうしても切り離せませんが、結構常識的な反応をする印象です。(他のディズニープリンセスときたら・・・)そして、主題歌での「この願い諦めることは・・・ない!」で一気に発散させるモヤモヤが、視聴者にハマれば真似して歌いたくなるんだと思われます。

Last-Modified