空の下の東京ディズニーリゾート

Jackの日記/2024/06/18

コロナ禍の折に、パーク商品をネットショッピングできるサービスが爆誕していたわけですが、7/1からついにこの暫定的なサービスが決着しそうです。パークの入園者はこれまで通り「東京ディズニーリゾート・アプリ」からお買い物ができますが、非入園者は今後、「ディズニーストア.jp」からお買い物ができるようになります。

お客さんの入り口を分けることで、運用がすっきりまとまることになりそうです。ディズニーストア側にもともと通販の体制があったわけですから、梱包から配送までの流れも既存のものを使うようになるのかもしれません。これでリゾート側は自分の目の前のお客さんに特化したサービスに集中できるようになるのかも。ちなみに取扱商品に関しては、一部商品は「ディズニーストア.jp」側で販売されないそうです。元々リゾートアプリでも入園者しか買えないグッズがありましたので、その辺は実質変化はないと思います。ネットショップ店頭で「これは買える」「こっちは買えない」と条件判断する必要がなくなるので、ちょっとだけ購買難易度が下げられますね。カチューシャとかみんなで最初にショップで買いに行っていた朝の団体客のひと時がなくなるかもしれませんね。事前に買っておけるわけで。いや、そう単純ではないかもしれませんが、朝一番はリゾートアプリであれこれ操作するのに忙しくなっちゃた昨今、事前にできることは多いに越したことはない気もします。

「ディズニーランドとお土産文化」というトピックがありまして、今のリゾートを安定化させたのは日本人がお土産を大量に買って帰るからだ!っていう論調でよく話題になっていたのですが、「ネットで誰でも買える」ようになるとそれも過去のことになるかもしれないんですよね。お土産文化は今どき集客への貢献が少ないのかもしれません。少子化とレジャーの多様化と個の尊重とかいろいろ理由はありそうですが、今後どうなるのか気になるところです。インバウンド客は・・・このトピックと関係ないか。

そして転売ヤーと忌み嫌われている人たちも、ちょっと作戦を考え直すことになりそうです。公式が公認の転売機関を増やすという流れが進むと、そのうちディズニーストア(リアル店舗)でのグッズ販売の可能性が出てくるのですよね。リーチが地方まで広がると競合としては強そう。となると、転売の目玉は「高価」で「レア」で「入園しないと買えない」ものに絞られるんですかね?それでリゾートアプリと連携して、一人の購入点数を絞ってしまうと・・・グッズ発売初日に並ばなくて済むようになりませんかね?これも今の集客方針とグッズの供給体制をすり合わせたり簡単じゃなさそうですけどね~。