空の下の東京ディズニーリゾート

Jackの日記/2016/03/24

ディズニーギャラリーで書家の國重友美さんの作品の展示があると聞いて観に行ってきました。書のことについては漫画で読んだ知識しかないのですが、知識がなくても純粋に目で楽しめる展示内容でした。

「夢」という漢字にミッキーの耳と尻尾を表現した作品だそうですが、いろいろ想像力を刺激され、真ん中辺が蝶ネクタイにみえたりします。

こちらは「Mickey」と「Mouse」の書体で構成されたミッキーの顔とのこと。

「dream」と「magic」からもミッキーの全身像が生まれます。元の文字が持つ筆順を守りながら、構成を考えるという創作スタイルなのですね。
作家の國重友美さんは英語でも漢字でも同じ意味を持つ「英漢字(ええかんじ)」を考案する書家さんとのことで、捻りのきいた作品が高く評価されているそうです。漢字の起源を考えると、モノの形がデフォルメされた字も多くありますが、それがまたミッキーのようなイラストに再構成されるというのも面白いですね。

掛け軸(280000円)と一緒に販売されていた長尺のノートも話題になっていて、印刷されたイラストが細かい文字の連なりで構成されていて、その中に隠れミッキーがいるのだそうです。ルーペと一緒に展示されていましたが、気が遠くなりそうなので、隠れ場所の答えを先にみてしまいました。

こんな楽しい展示があるディズニーギャラリーも今年の秋にはクローズしてしまうのですね。やはり少し寂しいです。

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